いつの間にか見入ってしまう【バグダッド・カフェ】

映画

1988年公開「バグダッド・カフェ」

名前だけは聞いたことがあったが、観たことはなかった映画。

なんとなく映画のタイトルから、「トレイン・スポッティング」とか「アメリ」みたいな、おしゃれ系の映画なのかなと思っていたが、とってもハートフルな映画だった。

  • ストーリー
    5
  • 音楽
    4
  • キャスト
    4
  • アクション
    1
  • 感動
    5

若干、冒頭のだるさが気になるところではあったが、そこを乗り越えれば一気にハマれるはず。

冒頭の5分を超えられるかがキモ

冒頭はセリフが少なく、小さな車で夫婦二人の旅行中のような描写がある。

正直言うと、「何があったのかよく分からない」のだが、ちょっとしたすれ違いから二人の仲は険悪になり、女(ジャスミン)は車を降り何もない国道を歩いていくことに。

ここを乗り越えて、国道沿いのモーテルまでたどり着ければ第一関門突破と言っていいはず。

ダメダメ家族にぶち切れまくるお母さん

家族で営むモーテル「バグダッド・カフェ」。

ピクサーのカーズなどでもおなじみ、昔ながらのアメリカにあったモーテル 兼 カフェ 兼 ガソリンスタンドというような形態のお店だ。

これをブレンダという女主人を中心に家族で切り盛りしている・・・と言えば、聞こえはいいが、実際には全く使えないクズな旦那と、遊び呆けまくる娘、ピアノを1日中弾いてる息子・・・。

仕事も育児も夫婦仲も、どれもこれもうまくいかずに、常にぶち切れモードのブレンダ。

ちょっとキレすぎな気もしますが、お気持ちはわかります。あまりにも使えなさすぎだもの皆。そりゃ~いやになるぜぇ。

そんなバグダッド・カフェにたどり着いたのが、冒頭で夫婦喧嘩から車を飛び出したジャスミン。

相手が客だろうとお構いなしにキレるブレンダ

ジャスミンというお客が来たからと言って、ブレンダの気持ちが収まることはなく、むしろやたらとおせっかいを焼いてくるジャスミンに、めちゃくちゃキレるブレンダ。

しばらく生活を共にすることで、ジャスミンのファッションや見たことも無いものに魅力を感じる娘、そしてしっかりとピアノを聞き、話を聞いてくれる大らかなジャスミンに心を開いていく息子。

ジャスミンの宿泊する部屋に頻繁に出入りするようになる子どもたちを見かねて、怒鳴り込みにいくブレンダ。

ただただ、ジャスミンを傷つけるような発言をしてしまい、ブレンダは我に返り、色んなことがうまくいかずに当たり散らしてしまったことを謝ります。

ここから少しずつ、ジャスミンとブレンダの距離が縮まっていきます。

名コンビの誕生に大繁盛するバグダッド・カフェ

ジャスミンがカフェの手伝いをするようになると、ちょっとしたマジック(手品)を披露するようになります。

段々とそれ見たさにお客さんが日に日に集まっていき、このまま大繁盛店になってハッピーエンド!!かと思いきや、ドイツ人女性であるジャスミンの観光ビザが切れ、アメリカに居られなくなってしまいます。

突然のお別れに、まるで夢を見ていたかのように覇気をなくすブレンダ一家。。。

そういえば、ここはアメリカだったなと再確認しました私。

バグダッド・カフェっていうくらいだから、てっきりイラクあたりの中東のお話かと勘違いしてましたが、そういえばそうそう、アメリカだったわと。

最後はもちろん、心暖まるストーリーを迎えられるのですが、ぜひ映画をご覧になっていただきたいです。

映画を盛り上げてくれる最高の楽曲「コーリング・ユー」

映画の随所で流れる歌が、ジェヴェッタ・スティールの歌う「コーリング・ユー」なのですが、とてもいい!

夕焼けをバックにブーメランが宙を舞う情景や、ジャスミンが去って寂しさが漂うモーテルなど、観ている我々にしみ込んでくるような素敵な曲です。

ぜひ、ドライブのお供などにもどうぞ。

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