キレイなお姉さんがタフすぎる【THE LAW ザ・ロウ 刑事の掟】

2020年アメリカ映画「THE LAW ザ・ロウ 刑事の掟」

ブルース・ウィルス主演のポリスアクションという事で、ダイハード的な骨太アクションかなと思い、視聴しました。

/3.7

個人的には、これはブルース・ウィルスが主演って事でいいのか?と思うほどに、ニッキー・ウィーランが活躍しすぎる。

たぶん、映像に映っている時間的にも、ニッキーの方が長いのではなかろうか。


本筋としては、相棒の復讐劇なのだが・・・

物語の本筋としては、汚職警官2人組によるタレコミ屋の殺害。

捜査に来たブルース・ウィルス演じるスティーブの相棒「トニー」。

なんとトニーは警官二人に凶弾に倒れ、たまたま現場に居合わせたニッキー・ウィーラン扮するマディソンも被弾。

スティーブらの捜査により、トニーを撃ったのは警官の銃弾であるという事が発覚。

汚職警官2人は、マディソンの脚に埋まったままの銃弾を回収するため、搬送先の病院を警官であるという権力により封鎖させる。

事件を捜査するスティーブもろとも事件をもみ消そうとする悪徳警官たちに立ち向かい、相棒の復讐劇を遂げる・・・・

というのが本筋なのだが。

セクシーが過ぎるニッキー・ウィーランが大活躍

あれ?これって何の話だっけ?と思わせるほどに、主演以上の大活躍を見せるニッキー扮するマディソン。

大活躍の裏には、後述のマヌケな犯人2人組があってこそですが、そもそもは両親を亡くし妹を1人で育てるウェイトレスのお姉さんという一般人の役どころ。

「すべては妹のために」どれだけ血だらけになろうが、窮地に追い込まれようが、まだ死ねない!という強い気持ちにより乗り越えていくマディソン。

いつからか、スティーブの復讐劇がメインであるにもかかわらず、マディソンを応援したくなっている。

だって救いようのない状況を何とか頑張って切り抜けるんだもの。すごいよ!

突っ込みどころしかおバカな犯人2人組

めちゃめちゃ屈強な二人組、およそ堅気には見えないのだが、麻薬捜査官らしい。

鬼越トマホークみたいな二人組なのだが、スキンヘッドの方は脳筋野郎で、黒い方は少し頭が切れるのかと思いきや、よくよく考えればどっちもバカだなっていう事が分かりました。

まずは、警官(トニー)殺しちゃいかんでしょうし、警察の銃と弾を使っちゃいかんよね。

だってバレちゃうもの。

あと、殺した理由もよく分からない。。

マディソンを消さないとマズいと気づいたのはいいけども、簡単に逃げられすぎる。

せっかく追い詰めたのに、隣の部屋から廊下に出たみたいだーっていう場面で、二人とも追いかけちゃいかんよ。せっかく二人組なのに。

気絶させて拘束したのに、ちょっと甘めに縛るから、スッと取れちゃうし。

人質からあっさりと背を向けて、油断たっぷりだし。

汚職警官として証拠を消せるチャンスが何度もあったのに、あっさりとチャンスの前髪をつかみ損ねる二人。

そんなこんなで、スティーブの復讐劇であるという事を忘れさせてくれる面白い映画です。

タイトルとURLをコピーしました